【チャレンジ新聞 Vol.5】私がどうしても歯が立たなかったお客さんたち
向き不向きってとても重要。
不向きなマーケットに行っても振るわなかったのが、
マーケットを変えた途端に
人が変わったように売れ始めた同僚や後輩を何人も目撃してきた。
逆もまた真なりで、生保マン時代、
私は開業医のお客さんは一件もいなかった。
かろうじて、勤務医のお客さんが一人だけ。
うーん屈辱。
ドクターマーケットが生保マンにとって
いかに素晴らしいかは知っていたけど、
属性が合わないのは如何ともしようがない。
自分の個性って変えられないからなあ。
頑張って開拓にチャレンジしたのだけど、ドクターという人種が私には合わなかったのだ。
会話がなぜか弾まなかったのだな。
富裕層を相手にするときに、意外に重要な要素が、お年寄りと会話が弾むか、ということ。
聞き上手でお年寄りと会話が弾む、またお年寄りに好かれる人は、
私の経験上、子供のときにおじいちゃんやおばあちゃんに可愛がられた人に多い。
潜在意識にお年寄りへの好意が刷り込まれているんだと思う。
私もそうだ。
もうとっくに亡くなった祖母のことを思うと、
子供の頃に祖母から受けた無償の愛で胸がいっぱいになる。
もしあなたも、おじいちゃんはおばあちゃんに可愛がられたという経験があるのなら、
富裕層マーケットで成功する可能性大だ。
彼ら彼女らを純粋に喜ばそう、という思いで接するだろうし、
それがさらに信頼と紹介という良循環を生むだろう。
ぜひ、チャレンジしてみてほしい。
*** 編集者:松井 舞起 ***