《社会起業プロジェクト2020》 5月度オンラインフォローアップ勉強会
一般社団法人 日本福祉事業者協会主催の「社会起業プロジェクト2020」の
オンラインフォローアップ勉強会が、5月15日(金)に開催されました。
社会起業プロジェクト2020のビジョンとは
福祉の素人が福祉のプロに変わることで
周囲と自分とを幸せにする。
そしてそんなビジョンを世の中に広める。
さらに、多くの業種・業界を巻き込んで、
社会的・経済的価値を生み出し続ける
日本最大級の福祉オーナーコミュニティを作る!
社会起業プロジェクト2020について
2020年1月から3月まで、本講座を開催し、
4月以降もフォローアップ勉強会を実施し、
研鑽を積むとともに、実際の事業スタートを推進しています。
5月度オンラインフォローアップ勉強会
1. 活動の実践報告共有
障がい者グループホーム開業準備状況を参加者で共有しました。
2. ビジョンとゴール設定(奈良有樹講師)
コロナウイルス感染拡大の状況の中で、
どのように未来ビジョンを考えるべきか、
グループワークでビジョンとゴール設定を新たに行いました。
3.直近のグループホームの状況について(石塚光太郎講師)
実のところ、コロナウイルスで、あまり大きな影響は受けていません。
現在5事業所運営し、あと3名の入居者で満室です。
募集をFAXしていますが、担当者もテレワークを行っているため、
普段の7割程度の反応です。
日中、作業所で働いている方の中で、
在宅ワークになった方もいて、
この場合、グループホームでは昼食を提供していないのですが、
しっかりしている相談支援専門員さんがいると、
協力していただけます。
そのおかげで、午前中、移動支援を利用して、
昼食を買いに行き、午後は在宅ワークすることが
可能になりました。
生活保護が必要な方は、在宅ワークにならないので、
日中、支援員がいなくても、
あまり問題ないことがわかったのが、
今回での学びです。
4.参加者からの質問
Q. グループホームの新規開業を見合わせていたのですが、、、
A. グループホーム入居のきっかけとして、
大きなものは、2つあります。
1つは、病院からの退院ですが、
もともと家庭環境に問題があり、病気になった場合には、
家に帰れません。
この場合には、今、入居できるグループホームは必要です。
もう一つは、18歳の障がい児児童施設からの退所です。
通常は、3月に問い合わせが多くきて、4月も若干あります。
今年の場合は、特殊な事情があるので、施設に留まったままの人も
いるかもしれません。
同じく、今、入居できるグループホームは必要です。
コロナウイルスだからといって、歩みを止める必要はなく、
グループホームが必要とされる状況は変わりません。
ですので、ぜひ開業に向けて、進めてください。
また、物件確保の観点から、通常はこの時期、
転勤族の家族がライバルになることが多いですが、
逆に転勤が中止・延期になっている可能性があります。
ということは、物件確保もチャンスです。
以上、とても前向きな内容の勉強会になりました。
周囲と自分とを幸せにすることで、
社会的・経済的価値を生み出し続けていきましょう。
本講座開催レポートはこちら
《社会起業プロジェクト2020》 本講座終了『利用者獲得の極意』と『安全安心なホーム運営の極意』
https://shigoto-pro.com/seminar-sproject-20200315/
講師の石塚光太郎氏へのインタビューはこちら
https://shigoto-pro.com/shigotomo-ishizukakoutarou-san/

3月度本講座