ウィズコロナ・アフターコロナの今こそ
考えるべきSDGsと福祉の未来

 

新型コロナウイルス感染症の拡大によって私たちの社会は大きな変化の時を迎えています。

これまでの経済最優先から脱却し、協力、共生をより重視した持続可能な社会構造をつくっていくことがウィズコロナの時代に求められています。

 

そのための基盤であり共通認識となるフレームがSDGsです。

 

これは2015年に制定された国連による国際目標であり、「誰一人取り残さない」という理念のもと、環境、社会、経済の分野での課題を、世界全体で解決していこうとする取り組みです。政府だけでなく、企業、個人の間でも、SDGsに関する取り組みが進んでいます。

 

新型コロナウイルスの脅威により、経済最優先のまま走り続けてきた私たちの社会は一旦立ち止まり、持続可能な新しい社会をデザインし、創りあげる必要性に迫られています。社会全体がSDGsと多様性、ダイバーシティを前提として再構築される動きが加速しているのです。

 

福祉事業にとって、この流れは大きな意味を持ちます。重要な価値観を“経済”から“共生”に変える。それに真正面面から取り組んでいるのがまさに福祉事業者だからです。

 

共生社会の基盤を支えるインフラとして、これまで以上に大きな役割を果たし、貢献していくことができる。

そんな新しい福祉の時代が始まっています。

 

共生社会の専門家と障がい当事者が語る

SDGsとダイバーシティ

今回、私たち一般社団法人日本福祉事業者協会の設立3周年の節目に、改めて、皆さんと一緒にこのSDGsについて学び、ウィズコロナ、アフターコロナの世界での福祉の在り方について考えていきたい、そんな想いで記念シンポジウム「SDGsと福祉の未来」を開催します。

 

このシンポジウムでは心のバリアフリーを目指して障がい者向け雑誌を発刊されている「Co-Co Life ☆女子部」様のご協力をいただきまして、編集部の守山菜穂子(もりやま・なおこ)様に基調講演をいただきます。

 

今回はSDGsとダイバーシティの視点を交えて、障がい者が活躍できる社会に向かって目指すべき、これからの福祉の在り方についてお話をいただきます。

 

そして、もうおひとかた、「空飛ぶ車いす」の通称で知られる講演家の木島英登(きじま・ひでとう)様。


木島様には車椅子で17
5カ国を旅されたご経験や、世界のバリアフリー、ダイバーシティの状況、そして、障がい当事者からみた福祉のあり方についてお話しいただきます。

 

SDGs とダイバーシティというキーワードを通して、この国の福祉が向かうべき未来とあるべき姿を考え、それを皆さんの事業の発展につなげていただければ幸いです。

 

今後、国の制度や事業を取り巻く環境も、これらの流れに沿って動いていきます。福祉事業を行っていくうえで欠くことのできない視点。ぜひこの機会をご活用ください。

 

 SDGsとダイバーシティから

福祉の未来を考える

日本福祉事業者協会3周年記念シンポジウム

 
「SDGsが目指す誰一人取り残さない世界。

   その中で社会起業家が目指すべき未来とは何か?」

 

当日のスケジュール

13:00~13:10 オープニング

13:10~13:55 【第一部】世界のトレンド ダイバーシティとSDGs (講師:「Co-Co Life ☆女子部」編集部 守山菜穂子氏)

○-●〇●-10分休憩-●〇●-○

14:05~14:50 【第二部】世界175カ国を旅した空飛ぶ車いす・きーじーが語る「Happyは行動しないと起こらない」(ゲスト:木島英登氏)

○-●〇●-10分休憩-●〇●-○

15:00~15:20 ZOOM交流会

 

【第一部】世界のトレンド ダイバーシティとSDGs


社会の受け入れ方法を変えることで、障がいがある人も生活しやすいような社会を作るという考え方について学びます。 

 

講師:守山菜穂子氏

「Co-Co Life☆女子部」編集部 エディター、ユニバーサルデザインコーディネーター。

1975年 千葉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社、出版社を経て2014年に独立。現在は企業のブランディング支援、企業研修の講師などを務める。

家族に病気や障がいの人がいることから、2013年にボランティアで「Co-Co Life☆女子部」編集部に参画。以降、雑誌の編集や読者イベント、障がい当事者のスタッフ・読者モデルの育成などに携わる。日本ショッピングセンター協会「障害者差別解消法・ユニバーサルデザインセミナー」講師、東京都「障害者差別解消法シンポジウム」基調講演など、登壇多数。

Co-Co Life☆女子部ホームページ http://www.co-co.ne.jp/

 

 

【第二部】世界175カ国を旅した空飛ぶ車いす・きーじーが語るダイバーシティ

「Happyは行動しないと起こらない」

17歳で車いすになって30年、障がいを受け入れ前向きに生きると決めて世界を旅してきました。その体験を通して、皆さんに障がい者が見ている世界、そして、誰もが隔てなく生きられる世界のイメージを感じていただければと思います。

 

ゲスト:木島英登

全国の福祉協議会、小学生〜大学まで、教育委員会、新聞社などで講演多数。近年では観光庁や企業のバリアフリー指導者養成研修、社員研修も行う。海外においても、シンガポール「アクセシブルツーリズム2009」講演、マレーシア「Pro-ICAT(観光バリアフリー国際会議)」ゲストスピーカー、フランス「Urbaccess ヨーロッパ・アクセシビリティ&ユニバーサルコンセプト展示会」パネリストなどに登壇。NHK、朝日新聞などメディア出演多数。

 

SDGsと福祉の未来 シンポジウム

 

 

 1.開催日   2020年7月19日(日)
 2.時間  13:00~15:30
 3.開催方法  オンラインにて生配信
 ※決済完了後、ご視聴URLをお送りいたします。
 4.参加費  一       般    5,500円(税込)
 協会会員            無料
 5.講師・ゲスト  守山菜穂子  木島英登

主催 

 

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